2011年03月19日

イチゴとミツバチの話

今日は、先日に引続き、1月末に訪問した栃木野菜生産地報告第4弾、
「JAおやま」管内の「イチゴ」の施設栽培のお話です。

ちょうど収穫を終えられたばかりだったため、赤いイチゴの果実はあまり
ありませんでしたが、濃い緑の葉っぱと可憐な花のコントラストが素敵でした。
イチゴ03ブログ P1150996.jpg

「イチゴ」の品種は、100%「とちおとめ」です。
「JAおやま」のイチゴ栽培は、1作、13〜14ヶ月かかります。
3月に来期の苗作りをし、9月上・中旬に定植、11月から5月中旬まで
半年間収穫されます。そして6月にトラクターで耕運し、地面に水を張って
土をリフレッシュさせるのだそうです。
苗は暑さが苦手。 特に昨年の夏は暑かったため、日光の方へ
苗を持っていき、避暑させたそうです。

イチゴ04ブログ P1150997.jpg

「ミツバチ無くしてイチゴ無し」とJAおやまの方が仰っていましたが、
イチゴの栽培には、ミツバチが欠かせないそうです。
イチゴの花は1週間しか生きていない、その間にハチが受粉させないと
イチゴにならないのだそう。
花の間にある黄色いところをハチがグルグル回って上手に受粉をさせると、
そこ(花托・かたく)が肥大し、イチゴになります。
上と下の写真をご覧頂くと、ミツバチがグルグル回っている様子が
お分かり頂けるでしょうか?
下の写真の左側にある黄緑のイチゴは、ずいぶん大きくなった花托です。
ミツバチは、夢中で蜜を集めていました。
イチゴ05ブログ P1150998.jpg

イチゴのビニールハウスは、ミツバチが入っている分、気を遣うそうです。
ミツバチが飛び回るハウスで育てられるイチゴ、洗わずにパクパク
食べられるわけですね。(もちろん、気になる方は洗って下さい!)
こちらはミツバチの巣箱です。十分に蜜を吸うと、この中に戻っていきます。
イチゴ09ブログ P1160004.jpg

下は施設全体の写真です。 正面に上から下がっているのが温度センサー。
収穫時の温度は25〜28℃です。 設定温度に合わせ、
ビニールは自動的に開閉されるそうです。 かん水用のパイプや、
温度を下げるために地下水が通されたパイプもありました。
左手前に見えているのは、収穫用の台車です。 
イチゴ10ブログ P1160005.jpg

収穫は、日の出から10時ごろまで行われ、この台車が使われますが、
低いところで栽培されるイチゴの手摘み収穫は、腰が痛くなる大変な作業。
イチゴの施設栽培で、何が大変かお尋ねしたところ
1番は苗作り、そしてハウスに植える作業や、収穫というお返事でした。

生産者さんの愛情で、イチゴとミツバチが共に快適な環境の中で育てられて
いることを感じました。 イチゴの話は、もう少し続きます。

先ほど、東北・関東地方で、強い地震が有りました。
まだまだ余震も続いているようです。
皆さま、くれぐれも気をつけてお過ごし下さい。

2011年03月16日

JA小山)キュウリ視察レポ3

昨日に引続き、1月末に訪問した栃木野菜生産地報告、第3弾です。
今日は、「JAおやま」管内の「きゅうり」の栽培施設についてです。
先日「姫きゅうり」をご報告しましたので、写真はかなり似ています。
よく見ると、大きさなどが違いますので、違いを見つけてみてください。

位置情報こちらは、「JAおやま東部選果場」。箱詰めされたきゅうり。
きゅうりは寒さに弱く、13度以上が必要。ビニールで丁寧に覆われます。
1箱に、50本前後のきゅうりが入っています。
ビニールを開いて頂いているのは、「等級キュウリ」。
キュウリ04ブログ P1150983.jpg

位置情報キュウリの等級は、曲がりや傷でABCDに、大きさでLMSに分けられます。
スーパーや漬物用にはA級、八百屋さんにはC級が多いとか。
消費者の立場からすると、多少曲がっていてもいい気がしますが、曲がりにも
わけがあるそう。それについてはまた後述しますが、少しの曲がりで
味に問題がなければ、用途を変えて上手に使いたいものですね。

下の写真は、「共選」の箱を空けて頂いたところ。
「等級外のキュウリ」です。 そう言われれば少し曲がっているでしょうか?
キュウリ07ブログ P1150986.jpg

位置情報こちらは、キュウリの栽培施設。
冬場のキュウリ施設栽培は、11月初旬に種まき、下旬に定植、1月上旬から
6月上旬まで収穫されます。種まきから大体60日〜65日で収穫となります。
姫キュウリ同様、土壌殺菌、施肥を行い、年に2作行われます。
夏場の栽培は、7月中旬に始まり、9月上旬から11月上旬まで収穫されます。
夏は成長が早いので45日で収穫となります。
キュウリ02ブログ P1150990.jpg

位置情報きゅうりは自家受粉の植物ですが、夏秋キュウリは、品質を良くするため
ミツバチを使って受粉させている方が多いそう。

ひらめき前述の曲がる理由ですが、、、
「きゅうり」はおなかがすくと曲がったり、空洞ができることがあるそう。
「肥料」が必要となります。光を好むため「お天気」も必要です。
地温管理も大切だそう。ただ水をあげるだけでは実は太らないのだとか。
また、害虫や病気の対策もしっかりされているというお話でした。
キュウリ03ブログ P1150987.jpg

位置情報品種については、夏場は耐暑性があるもの、冬場はつやがあるもの、
どちらもきゅうりに多い「かっぱん病」に強いものを使われるそうです。
「かっぱん病」については「姫キュウリ」レポートでも触れましたが、
特にきゅうりに多い土壌伝染病で、丸く穴があいたり、ふちが黄色くなる病気。
夏秋きゅうりで発生すると、2〜3日で全てに被害が出てしまうそう。
病気にならないような工夫と徹底した管理が必要なのですね。

葉の美しく濃い緑色に、目が癒されるようでした。
キュウリ01ブログ P1150988.jpg

JA栃木の方へご連絡したところ、栃木自体も震災の被害を受けていますが、
被災地や東北・関東へ向けての食料の安定供給を目指し、生産地として
がんばっていらっしゃるそうです。

今日、天皇陛下のお言葉に胸を打たれました。
 >天皇陛下のお言葉は、「宮内庁のHP=こちら」 でご覧いただけます。
 >ソフトがあれば、ビデオを視聴することも可能だそうです。
被災されている方々にもお気持ちが伝わり、大変な状況にいらっしゃる
皆さまが、どうか希望を失わないで頂けますようお祈りいたします。

2011年03月15日

下野・小山)圃場視察レポ2

今日も引続き、1月末に訪問した栃木野菜生産地についてご報告いたします。
第4回目となる栃木野菜産地視察では、「JAしもつけ」と「JAおやま」管内の
「姫きゅうり」「きゅうり」「いちご」、3ヶ所の栽培施設を見学させて頂きました。

午前中は、先日掲載した「JAしもつけ」の「姫きゅうり」農家さんを視察。
先日掲載した「姫きゅうり」の生産者さんは、非常に大規模な施設をお持ちで、
「しもつけ(下野)」における、「姫きゅうり」栽培の仕組みを確立された方でした。
 >掲載記事はこちらです。 ⇒ 「JA下野)姫キュウリ視察レポ

他に、フルーツトマト、アスパラガス、米なども作っておられるということで、
隣接する「フルーツトマト」の施設も見せていただきました。
トマト02ブログ P1150975.jpg

ひらめき小ぶりのフルーツトマトです。
フルーツトマトとは高糖度トマトの総称で品種名ではありません。
水やりを控えることなどから、甘みや酸味の凝縮した美味しいトマトができます。
1個もいで食べさせて頂きましたが、非常に香りの良い、味の濃いトマトでした。
この時期の栃木では、「ニラは1番刈り、イチゴはわき芽が伸び、
トマトは3段目位で最盛期、だから畑はとても忙しい」ということでした。
トマト01ブログ P1150978.jpg

位置情報お昼は、「みそ家米ぞう」さんで食事を頂きました。
栃木マーケティング協会の認定店制度で「栃木農産物を食べさせる店」
という認定を受けているお店です。
ランチ01ブログ P1150978.jpg

店主の方のお話を伺うと、不規則な食生活でメタボだったサラリーマン時代を
反省し、ご飯と味噌汁の美味しい店をやりたいと、脱サラ後、開業されたそう。
野菜食と運動(毎日1〜1.5時間のウォーキング)で15キロの減量を果たし、
「食生活と運動の大事さ」を感じたそうです。
こだわっているのは、「地産地消」「栃木の畜産品」と「お頭つきの魚」。
栃木は海の無い県なので、魚の姿を知ってほしいという気持ちから、敢えて
魚にこだわり、日本全国の漁港から旬の魚を取寄せているということでした。
頂いたランチは種類も豊富で、ボリューム満点でした。

午後からは、「JAおやま」管内に場所を移し、「JAおやま東部選果場」
や、ほかの栽培施設を見学させていただきました。
また、ご報告いたします。

今日は数日ぶりに救助された方がいらっしゃいました。
被災地ではたくさんの方が救援に当たられていますが、どうか
2次災害に遭われることがないよう、心からお祈りいたします。

2011年03月13日

JA下野)姫キュウリ視察レポ

震災による心配な毎日が続いています。
ニュースから目や耳が離せない、大変つらい状況ですが、
今日は、「栃木野菜サポーター」としての活動・第4回目の、
栃木県南部、産地視察報告をさせて頂きます。

位置情報まずは、栃木県「JAしもつけ」管内、「姫きゅうり」の生産地です。
姫きゅうり」は、「普段スーパーでよく見かける」という野菜ではありませんが、
小さくて食感が良く、料亭やおすし屋さんなどで見かける可愛らしい野菜です。
見せていただいたのは、栃木県「JAしもつけ」管内の大規模な栽培施設です。
向こうの端が見えないほど、大きなビニールハウスでした。
姫キュウリ01ブログ P1150968.jpg

位置情報姫きゅうり」は、「きゅうり」の若採りではなく、小さい品種です。
未熟だから小さいのではなく、成熟期に採ってこの大きさ。
 >大きさにつきましては、こちらをご覧頂ければ、分かりやすいです。
だから、小さくても美味しいのだそうです。 
早速、もぎたてを食べさせて頂いたところ、いい味です。 美味しい!
新鮮なのでイボやトゲがピンとしています。 
普通のきゅうりよりトゲが細いのが「姫きゅうり」の特長です。
「姫きゅうり」は小さいため、収量(キロ数)が少ないですが、
パックに詰めてラップをし、付加価値を高めて販売されているそうです。

写真は、収穫まで後一歩の「姫きゅうり」、黄色い花が可憐です。
姫キュウリ03ブログ P1150970.jpg

位置情報姫きゅうり」の栽培は、12月上旬に定植し、2ヶ月目から収穫可能となり、
5月いっぱいまで収穫されます。
非常に生長の早い野菜なので、朝晩2回収穫します。 
あっという間に大きくなるので、1日休むと商品にならない、
だから実が生り始めたら、生産者さんは全く休めないのだそうです。
特に「姫きゅうり」は、その可愛らしさが魅力だからなおさらですね。

収穫を終わって1ヶ月、殺菌・施肥を行った後、また栽培を繰り返します。
JAしもつけ」「姫きゅうり」部会では、7名の生産者さんで調整しながら、
はざかい期を埋めて「周年栽培」されているそうです。
時期により収入は変わります。 たとえば冬場は重油代がかかる、そのため
部会で重油代を補い、不公平を無くし、うまく調整しているということですが、
7名という人数の少ない部会だからできることかもしれませんね。

位置情報日照の豊富な栃木県だからこそ有効な施設栽培、朝〜昼〜夜と、温度や
湿度を調整し病気を防ぎ、成長や収穫に必要な条件を管理していきます。
ハウスを開閉して換気をすることも必要です。
このように、つるを上に伸ばし、それを上から自然に下げる仕立て方で
無理のない疲弊の少ない栽培や、さまざまな工夫をなさっています。
姫キュウリ02ブログ P1150969.jpg

位置情報姫きゅうり」の代表的な病気の1つ「かっぱん病」は、土壌伝染病。
体に付いたまま触れると移ってしまうため、通路は広く確保されています。
昔多かった「温室粉じらみ」や、うどん粉病、ベト病も、今は少ないそう。
「黄色あざみうま」という、葉が黄色くなる病気にかかると、収量が減るそうです。
病気には、徹底した管理と株が弱らないような努力が必要です。

きゅうりの連作障害は、かぼちゃの台木を使うことで解消しています。
姫キュウリ05ブログ P1150974.jpg

管理の行き届いた美しく清潔な栽培施設でした。
「JAしもつけ」生産者の皆さま、どうもありがとうございました。

これからも美味しい「姫きゅうり」を栽培して頂けますように。

2011年01月27日

冬のきゅうり@栃木

栃木野菜サポーターとしての活動で、栃木県南部に位置する 
「JAしもつけ」「JAおやま」管内の畑を視察させていただきました。
作物は、「姫きゅうり」、「きゅうり」、「いちご」などと盛りだくさん。
天候に恵まれ、楽しく、たくさんの勉強をさせて頂きました。

写真は、畑でもがせて頂いた野菜です。
2011.1.27 キュウリ01.jpg
「きゅうり」は、上から、「JAおやま」生産者さんの、
一般的な「きゅうり」の標準サイズと、小さいサイズ(若どり)、
一番下は「JAしもつけ」生産者さんの「姫キュウリ」標準サイズです。
どれもさっきまで生っていたもの、花が付いてトゲも輝いています。 
こんな贅沢な食べ比べができるなんて、何とも幸せな体験ですぴかぴか(新しい)

ひらめきところで、「今の時期にきゅうり?」と、不思議に思われる方も多いと
思いますが、栃木では、その豊富な日照を利用してのハウス栽培が盛ん。
「きゅうり」も端境期(はざかいき)を埋めながら、
周年栽培できるところが部会の「売り」だそうです。
また、栃木は寒暖の差が激しいのも、野菜の生育にとっては魅力。
寒空の下、汗ばむハウス内! 可愛らしい黄色い花の先には、
様々な大きさの「きゅうり」たちが、元気に実をつけていました。


ダウンを着込んだ私にとって、ハウスの中は、さながら蒸し風呂。
この中で作業される生産者さんたちのご苦労も感じながら、
野菜の姿と香りに癒された一日でした。
ご協力下さった生産者、並びにJAの皆さま、ありがとうございました。

畑の模様は、作物ごとにレポートしたいと思います。
ご興味のある方は、ぜひご覧くださいね。

栽培技術の恩恵を存分に享受できますようにるんるん

2011年01月18日

ニラが届きました

1月の料理教室に合わせ、今日、「栃木のニラ」が到着しました。
新鮮で、真っ青! 葉の先までピンとして、とても美しいニラです。
栃木野菜のキャラクターの描かれた箱、懐かし〜い!
2011.1.18 ニラブログ.jpg

このニラは、昨年11月に圃場を視察させて頂いた、栃木県鹿沼市の
JA栃木)JAかみつが)ニラ部会さんから送って頂いたニラです。
栃木野菜サポーターとして、明日から料理教室で使わせて頂きます。

早速、最終チェック。
このニラを使って、再度、試作してきたレシピの確認をしました。 
う〜ん、おいしい! 同じ料理でも、かなり味が違う気がわーい(嬉しい顔)
鮮度もですが、畑を見させて頂き、どういう風に育てられたかを知ると、
特別な気がしますぴかぴか(新しい)
そして、今はニラが最高に美味しい季節なのです。 

犬ところで、この美味しいニラが、どのように出荷されるか、
その美味しい秘密など、未公開レポートも、追ってご紹介する予定です。

 > 先にお届けしたニラ畑レポートは、こちらです。
 > 「スカイブルーに、ニラ畑
 > 「栃木のニラ畑視察報告(2)
 > 「栃木のニラ畑視察報告(3)

産地視察はずいぶん前ですが、一番美味しい時を待って、
味わう機会を下さったことに感謝したいと思います。

美味しい料理ができますようにるんるん

2010年12月12日

マルシェ栃木の取り組み

先週の「マルシェ栃木情報交換会」についてのレポート、第2弾です。
 > 第一弾は、こちら です。

位置情報まずは、栃木県の方のお話がありました。
「栃木は、知事の話でもあったように、日本一、影の薄い県と言われますわーい(嬉しい顔)
「夢のある生産者の 販路開拓を応援すべく、様々な取組みをしています」
例えば、ハピマルシェで消費者に直接農作物を販売したり、
生産者向けに研究会を開いて、商品PRやディスプレイ方法を教示したり、
実際に作物の現地指導などを行っているということでした。
また「フードバレー栃木」で食を通じた産業振興を行っているそうです。

2010.12.7 マルシェ02ブログ.jpg
    ☆写真は、「にっこり梨」と「あいこ」「イエロースティック」

位置情報「マルシェ栃木専任アドバイザー」で、野菜ソムリエ協会講師でもある
中村氏からは、栃木農業の特徴と今後の取り組みについてお話がありました。
特に印象に残ったのは・・
・栃木は、単品出荷で見ると、ほとんどが5位に入り、農業環境は素晴らしい
・「販路拡大」が大切。
・自分の「屋号」で伸びる農産物を作ってほしい。
・生産者の方には、美味しいことを説明できるようになってほしい。
・個人のお客様に対して、野菜が売れるということが大事。 など。 

犬「なるほど〜!」と思うことばかりでした。 
確かに、集荷場に一度集められ、「共撰」された農作物には、
「個」は見えにくくなりますね。
ただ、JA栃木さんのように、部会で徹底した生産管理のもと、全体として、
安定した品質の高さを維持されていることは、安心感の源でもあります。

同じ栃木で作られるものですが、方向性が違うことを感じました。
でも、どちらも素晴らしいテロワール(土壌や気候)から作られる栃木の農作物。
そして、作り手=生産者さんたちの一生懸命は、変わりません。

どちらも応援したいなぁと思いました猫

次回は、栃木の逸品と、生産者さんについてご紹介します。

マルシェに関わる皆さまの取り組みが、実を結びますようにるんるん
タグ:栃木

2010年12月07日

マルシェ栃木 交流会1

今日は、恵比寿「笑龍」で行われた、「ハピ・マルシェ」主催、
「マルシェ栃木情報交換会」に参加させて頂きました。

2010.12.7 マルシェ01ブログ.jpg

「ハピ・マルシェ」の信念や活動は、尊敬かつ、共感するものです。

また、私は今年度、「栃木野菜サポーター」として活動させて頂いています。
「栃木野菜」の大ファンの1人として、栃木を応援したい気持ちから、
また違った角度で栃木のサポートができるのでは!と参加させて頂きました。

内容は、素晴らしく充実したものでした。
栃木県の方、生産者さんのお話、マルシェを主催されている皆さまのお話、
そして、栃木野菜を使った笑龍さんのお料理とデモンストレーションなど、
大変美味しく、楽しく、勉強になったひとときでした。

そして、絶品の栃木野菜や、笑龍さん逸品の「薬膳ラー油」を頂戴しました。
ありがとうございましたハートたち(複数ハート)
後日、もう少し詳しくレポートさせて頂きます。

日本の農業が活性化しますようにるんるん

2010年11月28日

栃木のニラ畑視察報告(3)

栃木のニラ産地、視察レポート、第3弾をお届けします。
今日は、「JAかみつが」のニラ栽培についての補足です。
 >前回のレポートは、こちらです。

2010.11.11 ニラ02ブログ.jpg

ひらめき先日ご紹介したように・・
ニラの栽培は、3月に種をまいて、最初の収穫が翌年のお正月です。
なんだか、収穫が遅いと思われませんか? 
その理由は、根を育てたり、枝分かれをさせて株を大きく成長させるため、
収穫を控えるのだそうです。その間花芽ができますが、それは刈り取ります。
その後も、適度に畑を休ませて、株を大切に育てているというお話でした。
成長と共に株が分結して密集してきますが、それに応じ株分けをします。
大事に育てられているんですねハートたち(複数ハート)


位置情報部会では、「GAP」に取り組み、「HACCP」を取り入れているそう。
少し難しいのですが、「GAP」とは、農業生産管理、
「HACCP」とは、危害分析重要管理点のことです。
ご興味のある方は、下記リンクから農水省HPをご覧ください。
>「GAP」は、こちら。 「HACCP」は、こちら 。

位置情報品種」は、お話をお聞きした高橋さんの畑では、
市場の要望を聞いて3〜4種を作っているそうです。
柔らかくて美味しい品種は棚もちが悪いので、
見かけが良くて棚もちも良い品種へと変わっているそうです。
「消費者ニーズとは違うんです、前の品種は美味しかったのになぁ」
と残念なご様子でした。

位置情報ハウス栽培というと、「加温」が大切です。 
こちら鹿沼市の最低気温はマイナス5℃だそう。
ハウスのビニールは、気温に応じて、2重3重にされます。
1重で2℃の加温となり、3重にすることで、6℃の加温となります。
ニラの成長には0℃以上必要だそうですが、ハウス3重=6℃の加温により、
その温度を維持できるというわけですねかわいい

位置情報ところで、「ニラ」は、「マイナー野菜」です。
その為、登録農薬の数が少なく、病害防除には苦労されているそうです。
ちょっと見づらいかもしれませんが、冒頭の写真には茶色い点があります。
これは、虫が付いてそこにウイルスが入りこむ、ニラに多い病気だそう。

こちらは虫の防除用の「網」と「フェロモントラップ」
農薬削減のために行われています。
2010.11.11 ニラ15ブログ.jpg  2010.11.11 ニラ16ブログ.jpg

「マイナー野菜」である「ニラ」栽培だけに、もどかしさも色々お有りのようでした。
「ニラ」を愛し「ニラ栽培」を極める生産者さんのお話は、熱く続きましたわーい(嬉しい顔)

生産者さんへ感謝の気持ちが届きますようにるんるん

2010年11月25日

栃木のニラ畑視察報告(2)

遅くなりましたが、栃木県「JAかみつが」管内の「ニラ」産地、視察レポート
第2弾をお届けします。 見せて頂いたのは、ニラ部会長)高橋氏の畑でした。

ニラ」は多年草の作物なので、長いスパンで育てられ、
これまで視察させて頂いた他の野菜のサイクルとは異なります。
生産者さんにもよりますが、「JAかみつが」では次のように栽培されています。

位置情報 まずは、3月始めに「種まき」をします。 1株約20本。
位置情報 5月に「定植」します。こちらは定植後、本植前の畑。
2010.11.11 ニラ03ブログ.jpg

位置情報 そして12月に本植し、ハウスをかけます。
つまり、この上の骨組みの部分にビニールをかけるわけですね。
この時、「捨て刈り」をし、一旦伸びているニラを刈り、廃棄します。

犬「ニラ」の成長をご覧ください。高橋さんの畑では、時期をずらして
栽培されているため、様々な成長段階の「ニラ」を拝見できました。
           @                     A
2010.11.11 ニラ26ブログ.jpg 2010.11.11 ニラ13ブログ.jpg
           B                     C
2010.11.11 ニラ12ブログ.jpg 2010.11.11 ニラ10ブログ.jpg

位置情報 25日経ち、お正月の頃に、「一番刈り(収穫)」となります。
こちらは一番刈りではありませんが、収穫段階の「ニラ」です。
青々と美味しそうですねハートたち(複数ハート)
最初の写真との違い、お分かりになりますでしょうか?
2010.11.11 ニラ18ブログ.jpg

ひらめき手前は、刈り取られたばかりの跡ですが、ここからまたすぐに、
葉が伸び、何度も収穫することができます。
年に4〜6回、人によってはもう少し多く収穫をするということでした。
いつのニラが一番美味しいか、お尋ねすると、「一番刈りが1番!」とのこと。
人によっては「最初は畑の養分などの条件が安定していないので、
一番刈りは暴れるから二番刈りが1番!」という方もいらっしゃるそうです。


位置情報 最終的に年末頃までに収穫を終了し、次世代の準備のため、耕運をし、
そしてまた、土作りが始まるというわけです。

ニラは多年草なので、家庭菜園では何年でも収穫が可能だそうですが、
美味しいニラを市場に届けるため、生産地では2年が1サイクルです。
年を越して出荷の始まる一番刈りの「ニラ」、旬はもうすぐぴかぴか(新しい)
1年を通じて美味しい「ニラ」ですが、旬ならではの味を確かめたいですね。

「ニラ」に美味が宿りますようにるんるん


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