今日は、ドルチェのお話です。
>レポ第1弾は、【レポ】AR@アルベラータ(1)、
>レポ第2弾は、【レポ】AR@アルベラータ(2)〜お料理編
>レポ第3弾は、【レポ】AR@アルベラータ(3)〜メイン編、をご覧下さい。
デザートだけ別にご紹介したいと思ったのは、この日は特別にお店のご配慮で、
作る手順から見せていただいたからです


バニラアイスとフレッシュッフルーツ添え
「ストルーデル」は、オーストリアや北イタリアの、リンゴを使った郷土料理です。
高師シェフが修行されたイタリア、アルトアディジェ地方でもよく作られます。


「焼きたて」ではなく「冷めたて」が美味しいと言われるこのドルチェ、
アルベラータでは作りおきせず、いつもご提供の2〜3時間前に仕上げを始め、
「冷めたて」をご提供されるそうですが、この日は、参加者の皆さまが集まる
時間に合わせて下さいました。

そして具を入れて巻き上げるという、非常に技術を要する工程です。
なかなか見る機会は少ないそうで、皆さま、興味深くご覧になっていました。


伸ばした生地に、リンゴや他の具をいろいろ入れて、巻いていきます。
きれいに巻き上がり、天板に乗せられました。
スタッフさんの技術、お見事ですねぇ



一度に作る量が多いため、人数が揃わないと作らないお料理だとか。
イベントの途中で焼き上がり、見せていただいたのが、こちら!
大歓声が上がりました


参加者の方からは、「皿に盛り付けられたものからは、想像がつかなかった。」
工程を見られて本当に良かった。」というお喜びのご感想もありました。
良かったですね


オーストラリアで偶然に実が生った栽培品種、加熱することで甘みが増すため、
お菓子にピッタリの品種です。
「ストルーデル」には、このグラニースミスの甘酸っぱさが、美味しさの
決め手となっていると感じます。高師シェフも、「紅玉」はむいているが、
「ふじ」では甘すぎて作れないと仰っていました。なるほど〜!
薄〜い生地のおかげで、サクサクッと非常に軽い、旬を感じる一品でした。
高師シェフ、品種の良さを生かしたお料理の数々、ありがとうございました

「知って食べることで、食の場がより豊かになる!」
「アカデミックレストラン」のコンセプト通りの、素敵なイベントになり、
大変嬉しく、関わって下さった皆さまに心から感謝いたします

また、意義のあるイベントを企画できたらと思っていますので、
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

アカデミックな場でお会いできますように

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>「アカデミックレストラン@アルベラータ」の記事はこちらです。
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>レポ第3弾は、【レポ】AR@アルベラータ(3)〜メイン編
>レポ第4弾は、【レポ】AR@アルベラータ(4)〜デザート編
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>2011年11月30日 「AR@アルベラータ、無事終了」
>2011年11月27日 「突撃取材!高梨農場!!」
>2011年11月23日 「ジビエ&グルメ@アルベラータ」
>2011年11月10日 【ご案内】11/30アカデミックレストラン@アルベラータ