日本野菜ソムリエ協会と鳥取県のコラボ・イベント「食のみやこ鳥取
うまいものコレクション2011」についてお話します。
今日は最終回です。当日のお料理の後編をレポートします。
お料理の創作は渡邉明オーナーシェフでした。
>こちらも併せてご覧下さい。
>【レポ】食のみやこ鳥取@ 【レポ】食のみやこ鳥取A
menu4.琴浦町の「ミニトマト」と「ベニズワイガニ」のカルトッチョ ラディアットリ
難しい名前ですね〜! こんなものが登場しました!

渡辺シェフが、鳥取で食べた駅弁からヒントを得た一品だそうです。
紙を破ると、中から「ベニズワイガニ」の甲羅が・・!
う〜ん、いい香り。 会場中が蟹の甘い香りで包まれました。



鳥取のミニトマトは、「サンチュリーピュア」という品種で、
酸味も甘みもあり、肉質がしっかりしているのが特徴。
ミニトマトの美味しさを活かすため、シンプルにトマトだけで煮込んで
ソースとしたそうですが、「ベニズワイガニ」の相性はもちろん抜群。
特色の有るパスタの凹凸に、ソースがしっかり絡んで美味でした。
menu5.鳥取が誇る肉の競演 「鳥取地どりビヨ」のハーブブロシェット &
「鳥取和牛オレイン55」のクアトロエビセパッパーステーキ
本日のメイン料理は、贅沢にも、ブランド牛と鶏の盛合わせでした。



「鳥取和牛オレイン55」は、オレイン酸含量を測定し、
測定値が55%以上で3等級以上の枝肉を一頭一頭認定した、
鳥取和牛の中でも選りすぐり牛肉のプランドだそう。
オレイン酸は、融点が低いためさらりとした口どけの良い美味しさ
と言うことでしたが、その言葉通り、非常に美味しかったです。
5種のペッパーで少しきつめの味付け + 添えられたレモンで
霜降りお肉をシンプルに味わう工夫がなされていました。
カロリーのことは忘れて・・と


脂肪分が少なくヘルシーで旨みが多いそう。
ローズマリーを串にしたブロシェットがアイデア賞でした!
添えられているのは、鳥取の白ネギと、鳥取県などが研究開発した
加熱してもシャキシャキ感が損なわれない「はたけしめじ」です。
menu6.デザートは、大山町の和梨「王秋」のミルフィーユ」


梨の大きさを生かすため、生の梨を生地に見立てて層にしています。
中には、梨のアイスや、クリームチーズがサンドされ、
隣の方は、梨とクリームチーズが合う!と喜んでいらっしゃいました。
一緒に出された、「鳥取紅茶」も、非常に香り高く、美味しかったです。

2004年シャルドネ(白)と2007年カベルネソーヴィニオン(赤)でした。
熟成感の有るシャルドネ、軽めのカベルネソーヴィニオン、
鳥取ワインは初めてで、どちらも非常に美味しく、驚きました。
最近は、日本ワインも品質が高く、世界的に認められているものもありますが、
砂丘ならワイン作りに適しているのかしら?と思いながら、
今後、鳥取ワインも注目しよう!と隣の方と話しながら思ったのでした。
この日のご縁で出会ったテーブルの皆さまと、
「きれい!」「美味しい!」「この香りは・・」などと盛り上がりながら、
シェフの説明を聞きながら、鳥取の美味に酔いしれたひとときでした


その土地に行くのが何よりだと思いますが、そこへ行けない方でも、
東京にいながらのアンテナショップ巡りも、また、素敵な発見がありそうです。
お天気は今一ですが、、せっかくの気持ち良い季節、
皆さまも近場のグルメショップに出向かれてはいかがでしょうか?
美味しい「プチタウン」に出会えますように
