イベント「食のみやこ鳥取 うまいものコレクション2011」の後編です。
当日のお料理についてレポートします。
会場は、東京丸の内にある「AWkitchen TOKYO」でした。
お料理を担当されたのは、オーナーシェフ渡邉明氏。
鳥取県に視察に行かれ、鳥取食材を知って活かされたお料理や、
インスピレーションを受けて作られた創作料理などが披露されました。

人参「ベータ・グロリア」の生絞りジュースが振舞われました。
甘さの中に、しっかりと「人参」が存在感を示すジュースでした。


menu1.「ベニズワイガニ」のビスクスープ カプチーノ仕立て
menu2.鳥取の長いも「ねばりっこ」のパンケーキ
「アカガレイ」のブランダード添え
menu3.「砂丘らっきょう」と「富有柿」とワラサの冷製スパゲティーニ
menu4.琴浦町の「ミニトマト」と「ベニズワイガニ」のカルトッチョ ラディアットリ
menu5.鳥取が誇る肉の競演 「鳥取地どりビヨ」のハーブブロシェット &
「鳥取和牛オレイン55」のクアトロエビセペッパーステーキ
menu6.大山町の和梨「王秋」のミルフィーユ」です。

梨のワインなんて初めて!
淡いむぎわら色、優しい泡の中に、ほんのりと梨の香りや味。
甘口かと思いきや、すっきりとした辛口の素敵なスパークリングでした。

menu1.「ベニズワイガニ」のビスクスープ カプチーノ仕立て と、
menu2.「ねばりっこ」のパンケーキ アカガレイのブランダード添え


境港は「紅ズワイガニ」の水揚げ日本一だそうです。
濃厚で美味しい、非常にスタイリッシュなスープでした。

ナガイモに比べ鍋リガ強く、とろろにすると変種せずきれいな色が保たれるそう。
地元で食べたチップスも、お料理に取り入れたそうです。
「アカガレイ」は、上品で旨みのある白身魚、鳥取の冬の家庭料理に定番。
表面がカリッと、中はもっちりの食感に、フワットしたブランダードが
組み合わさって、口の中で楽しいハーモニーを奏でていました。




ワラサはブリの若い頃の名前です。らっきょうに柿と生魚にパスタという、
大変面白い組合せでしたが、よく合って、驚きました。
散らされているのは、美しい紫色の「らっきょうの花」です。
「らっきょうの花」も、らっきょうの味がします。
当り前のことですが、面白い! 花瓶の花も、らっきょうです。
渡辺シェフの創作炸裂!という感じの、楽しい一皿でした。
渡邉シェフです。

お料理はまだまだ続ききますが、またまた長くなりそうですので、
続きは次回お届けします。
美味しい夢が見られますように
