一般的な「キダチアロエ」と、南方に見られる割と珍しい「アロエ不夜城」。
「アロエ不夜城」は、葉が肉厚・幅広で黄色いトゲもあり、見た目に美しいので、
我が家では「アロエ不夜城」は鑑賞用、利用はもっぱら「キダチアロエ」です

その「アロエ不夜城」が、開花しました



汁を塗って治してくれた、そんな記憶から、「一家に一鉢、アロエ!」という
妙な信念のもと、我が家では常に「アロエ」を切らさないように育てています。
と言っても、実は「アロエ」は生命力が強く、1ヶ月くらい放って置いても
枯れたりはしませんので、育てるというほど手をかけている訳ではありません。

一般的に、ユリ科、南アフリカ原産と言われています。
塗り薬として使われるほか、食用にもされます。
私は、ミックスジュースに入れてよく飲んでいました。
ビタミンや多糖体が豊富という健康情報を学生の頃入手して以来です。
バナナやリンゴと共に飲むと、苦味も抑えられ、飲みやすいです。
ただアレルギーや、食べすぎはよくないという話も聞きます。
私は平気ですが、個人差もあると思いますので、摂取される方は、
よく調べてからお試しくださいね。


10数年前、隣人に頂戴し育てていますが、この数年、大株になって以来、
毎年、今頃の季節になると1mほどの長い花芽をニョキニョキ伸ばし、
美しい花を咲かせるようになりました。
花が咲く前は、アスパラガスにそっくり。 ↑写真の穂先がそっくりです。
アスパラガスもユリ科なので、似ているのかもしれませんね。
釣りがね型の花も、そのゆえんでしょうね。



最近急に、アリが列をなして窓ガラスを上ってくるのが不思議でしたが、
たまたまガラスに触れていたアロエの花の蜜を求めに来ていたのでした。
それほど、蜜も多く、花も食べられるそうです。 左側の花に「アリ」、激写



嬉しくなります。 唐突に咲く、鮮やかな花に生命力を感じます。
花の時期は短いですが、猛暑の下、しばし南国気分を味わいたいと思います。
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