このブログで、何度かご紹介している、千葉県の白子町です。
白子町では、震災後は、千葉県旭市の被災者の方々の支援を続けてこられ、
23日からは、福島原発事故の避難民の方を受け入れて来られました。
しかし、当初の予想ほど被災者・避難者の方が来られていないということを、
今日、NHKのニュースで取り上げられていました。
町では、29日、再度、情報を発信されています。

避難しようとしている方々を支援するため、無償で宿泊施設に
避難者を受け入れています。」というのものです。
おにぎり等の食事も3食提供されます。最大2500名まで受け入れ可能、
受け入れ期間はひとまず4月5日までということです。
白子スポーツ振興ホテル組合の21施設が町と共に宿泊料を分担するそうです。
白子町は温泉の町でもあります。 町役場の方にお聞きすると、
「お風呂に入って布団で寝てもらって、少しの間でもゆっくり休んでほしい。」
とおっしゃっていました。
>詳しい情報は、「白子町役場」のこちらのページをご覧下さい。
>お問合せは、「白子町震災被災者支援室(電話:0475-33-2111)」まで。

お手伝いした町で、その後も町の方々との交流を続けさせていただき、
思い入れがあります。
テニスのメッカとしても知られていて、春休みシーズンは、例年、大学生の
春合宿などで賑わいますが、今年は大震災の影響でキャンセルが続出。
今後、町の経済は悪化するだろうということで、心配です。
被災地以外にも、ジワジワと大震災の影響が出ていることを感じます。
そんな中ですが、今は、被災者や避難者の方の受け入れが最優先。
「がんばります」という力強いお言葉が返ってきました。
>白子町関連の記事は、こちらです。
毎日、大震災のニュースを見て暗い気持ちになることが多いですが、その中で
被災地で久々のお風呂につかって和まれる方々の表情がとても印象的でした。
受け入れる方々のお気持ちが通じ、被災者や避難される方々が、
少しの間でも安らいで頂ければ、と心から思います。