種子島2日目に宿泊させて頂き、お世話になった民宿「セルヴィ」さんです。
民宿「セルヴィ」は、チャーミングな女将さんと優しい大将のお宿です。
美味しいお料理と、温かなおもてなしが魅力。民家を改造したお宿では、種子島
の自然を生かした、たくさんの手作りインテリアや手芸品が迎えてくれます。



でした。 とても残念だったので、厚かましくも夕刻、台所へお邪魔すると・・・、
美味しそうなお料理を作られている真っ最中でした。
その中に、な・なんと、私がずっと「食べたい!」と思い続けてきた、
種子島の郷土料理「いもんせん」が

1日目からずっと、「種子島に来たからには、ぜひ郷土料理を食べてみたい!
誰か『いもんせん』を作れる方はいませんか?」とたずねていたのですが、
なかなか周りに作れる方がいず、半ばあきらめていました

そのお料理が、なんと、、すぐそばにありました。
もしかしたら、講習会で私の言葉を聞いた大将が、女将さんにリクエストして、
私のために作ってくださっていたのでしょうか?



左は、「蒸したいもんせんの黒糖デザート」 葛餅にも似た印象でした。
右は、講習会にも食材をご提供下さった「浜ぜり」。 白合えで。


どんな味だかワクワク! 味見させて頂くと・・、思った通り美味しい!

種子島出身のタレント「上原美優」さんが、TVで使っていた
あのでんぷん粉です。 種子島の特産品。
郷土料理では、色々に使われています。 腹持ちが良いのが特徴。


「一夜干し大根のステーキ」「いもんせんをバルサミコ酢で」
「エンドウとソーセージの卵とじ」
「きびなごの串焼きと水いかの炒め物をだいだいに乗せて」
「紫芋ごはん」 種子島のお味噌汁は「麦味噌仕立て」がお約束。
一夜干しはさっと茹でてやわらかくし、食べやすくしているそう。
どれも、食べる方の身になって工夫されたお料理ばかり。 女将さんの優しさが
伝わってきました。 小物も素敵、箸置きの花も可憐、センスですねぇ!
どれもこれもとても美味しかったです


お菓子をそえて。 ご自慢のテーブルにしつらえた囲炉裏端で頂きます。


わずか1日の滞在で、お話をする時間もわずかではありましたが、
お二人のさりげない優しさやお心配りに、すっかり家族の気分に

思わず「さようなら」ではなく、「行ってきます」と言いたくなりました。
いつまでもお元気で、素敵なおもてなしを続けてくださいね!
また、お邪魔します

>民宿「セルヴィ」さんのホームページは、こちらです。



前夜からネットがつながらず、セルヴィに着いてからも四苦八苦していたところ、
ご夫婦そろって心配して下さり、民宿のお客様までご登場され、
みんなで私のパソコンを囲んでの大騒動となりました。
何とか使えるようになり、皆さまのお気持ちにジーンとしました。
お風呂やトイレも共同でしたが、だからこそ、お宿の方の決め細やかな
心配りを感じることができました。 1つ屋根の下で、隣の部屋に
人の息遣いを感じる民宿、日本ならではの文化ではないでしょうか?
種子島には色々なお宿があり、それぞれに魅力があります。
ぜひ色々な場所で、種子島人情とふれあってほしいなぁと思います。
素敵な出会いがありますように
