
「タカラ料理のための清酒」セミナーに参加させて頂きました。
場所は日本橋にあるフレンチレストラン「ラボンヌターブル」



セミナーの内容は、
・寶酒造の方より「料理のための清酒」のご説明
・「ラボンヌターブル」中村シェフによる料理デモ
・「タカラ料理のための清酒」を使用したランチコース試食

実はこの「酒」には、無塩と加塩があるのをご存じでしょうか?
一般的な料理酒は6割以上が加塩だそうです。
その塩分濃度は2〜3%、なんと海水に近いそう。
かなりしょっぱいということですね。
料理に使う「酒」が加塩か無塩で随分味が違うということになります。
レシピ通り作ったはずなのに、何だかしょっぱかった〜!
ということになるわけです

その認知度はまだ半数以下だそう。
食塩ゼロの「料理清酒」を使えばその心配はなくなります。
その上美味しく減塩出来たら嬉しいですね

〜アサリの酒蒸しを有塩無塩で食べ比べ〜


料理用清酒は酒に分類され酒税がかかり販売にも免許が必要です。
基準値以上に加塩すれば酒税のかかる酒ではなく食品の区分になる為、価格も安いし、酒類小売り免許がない店でも販売可能になり、スーパーを中心に広まったそうです。

・肉や魚の生臭みを消し、良い香りを付け、
・料理にコクやうまみを与え、
・味のしみこみを良くし、素材をやわらかくし、
・旨みを閉じ込めるという働きがあるそうです。
料理用「清酒」は独自の酵母を使うことにより、
飲料用の清酒よりもその効果を高めているそうです。

ハマグリを清酒で蒸して、赤ナスと合わせたスープを教えて頂きました。





MENU.1 畑のサラダ
日本各地の畑から旬の野菜や果物が集合♪

MENU.2 ナスとハマグリの冷たいスープ
デモで教えて頂いた料理。清酒で出汁を取ったハマグリは米粉でフリットにして。枝豆や海ぶどうなどと共に贅沢なトッピングでした。

MENU.3 金目鯛の鱗焼き 清酒のソース
本来白ワインで作るブールブーランソースを清酒で。
上品な風味のソース、パリパリの鱗が美味でした。

MENU.4 スモモの清酒コンポートとジュレとソルベ
クレームダンジュやマリーゴールドも一緒に。

menu.5 コーヒーには たこ焼き風のフォンダンショコラを添えて


「料理用清酒」を生かした料理の数々、シェフのアイデアが溢れる、楽しく美味しいコースでした。ごちそうさまでした。
寶酒造様、クスパ様、ありがとうございました


私はやむを得ず飲料用の日本酒を使用していましたが、
これからは「料理清酒」を切らさずに、
料理をより美味しくしたいなあと思いました。
せっかくご提供いただいたランチコースですので、
近々料理教室でもご紹介したいと思います。
お楽しみに♪
料理清酒の良さを知って頂けますように

ホント、料理酒の塩分は気を付けたいですね!
ところで、ペンギンは恐らくTVチャンピオンの川澄氏が開発されたもので、私はつる流アレンジを加えています♪
飾り巻きの本が増えたり、ネットでは写真も色々露出していますから、自分の作りたいもののイメージを探してみるのも良いと思いますヨ。